退行期とは?
毛の産生には毛周期という周期があります。その周期は成長期→退行期→休止期を繰り返します。
また、毛周期を繰り返す中で皮膚の表面に出て目に見えている毛は全体の約2割と言われています。
その中でも退行期は成長期が終わり休止期が訪れる間の1.2週間のことであり、毛の成長が止まり、抜け落ちます。
では、この退行期には脱毛が行えるのでしょうか?
退行期と脱毛
結論から言うと退行期に脱毛ができる方法とできない方法があります。
休止期に脱毛できない脱毛方法
医療レーザー脱毛やIPL脱毛は毛のメラニン色素に向けて光を当てる脱毛方法です。そのため、毛が毛根から離れる退行期には効果が現れづらいです。
休止期に脱毛できる脱毛方法
現在はメラニン色素をターゲットとしないことで毛周期に関わらず脱毛ができる脱毛方法があります。
SHR脱毛やNPL脱毛のように毛を作り出す指示を出しているバルジ領域を狙ったものや、SSC脱毛のようにジェルと光を利用する脱毛方法、ハイパースキン脱毛のようにバルジ領域からでる因子をターゲットにしたものなどがあります。