ショートウェーブ

ショートウェーブ法とはサロンで受けることのできるニードル脱毛の一種です。

ショートウェーブ法のメカニズム

ニードル脱毛では昔、電気分解を用いて毛根に水酸化ナトリウムを発生させることでアルカリ性の力で毛の産生組織を壊していました。

しかし、電気分解法は効果が強いものの、痛みが強い上に時間がかかるという難点があり、そこで開発されたのがショートウェーブ法のような高周波脱毛法でした。

高周波脱毛法はプローブ(電極)と呼ばれる針を毛穴に挿入し、高周波を流すことで熱を発生させ毛の産生組織を壊します
また、ショートウェーブ法はこの高周波脱毛を1本あたり約0.03〜0.06秒で終わらせることのできる脱毛方法です。

ニードル脱毛、ショートウェーブ法

では、そんなショートウェーブ法のメリットとデメリットを見てみましょう。

ショートウェーブ法のメリット

①一本一本確実に脱毛ができる
→ショートウェーブ法は毛根1つ1つに針を挿入して脱毛するため、確実に狙い打って脱毛をすることができます。そのため、ヒゲや眉のデザインなどに向いています

②他の針脱毛に比べて速い
→電気分解法は毛1本につき60〜80秒ほど掛かってしまいます。また、ブレンド法や他の高周波脱毛法も時間が掛かってしまうものが多いです。そのため、速く針脱毛をしたい場合はショートウェーブ脱毛をお勧めします。

③様々な場所に施術ができる
レーザー光を使う脱毛などでは、色素沈着のある部分VIOなどのデリケートな場所目の周りの脱毛が行えない場合があります。しかし、ショートウェーブ法は基本的にこれらの場所の脱毛が可能です。

そのため、レーザーなどでの脱毛をして残った部分をショートウェーブ法で脱毛する方も多いです。

ショートウェーブ法のデメリット

①人によって痛みがある。
→針を挿入する時間はかなり短いものの、熱による痛みは人を感じる人はいます。

②施術をする人の技量による。
→毛穴に針を挿入するため、施術を行う人には相当の技量が求められます。そのため、長年の実績のあるサロンCPEという針脱毛の資格を持っているサロンを選ぶとよいでしょう。

③毛が多いほどお金がかかる。
→針脱毛は多くの場合、毛一本単位で金額が設定されています。また、この金額の相場も1本あたり100〜140円くらいのサロンがたくさんの毛を脱毛する場合、それ相応の金額がかかってしまいます。そのためやはり、レーザー脱毛などでできなかった範囲を施術するなど組み合わせて使うことをお勧めします。

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