アポクリン腺

アポクリン腺とは

アポクリン腺とは汗腺のうちの1つであり、ワキガ(腋臭症)の原因となる汗腺です。
ワキガでない人にもあるのですが、ワキガの人は量が大きく、量も多く高密度であるために匂いがキツくなります。また、アポクリン腺は特定の部位にしかなく、特に脇に密集しています

ではこのアポクリン腺がどのように臭いを出しているのかメカニズムを見てみましょう。

ワキガのメカニズム

アポクリン腺の流す汗には脂肪酸というものが含まれています。
この脂肪酸が皮膚の表面に出た時に、細菌によって分解されます。この分解によって、臭い成分を発生します。

では、このワキガを軽減、改善させる治療方法をお伝えします。

ワキガの治療方法

①手術
→脇を切開し目視で汗腺を取り除きます。また、効果を高めるために超音波による汗腺の除去を併用して行う場合もあります。傷跡が残る場合もありますが、確実に効果が出るため重度のワキガの方にオススメです

②レーザー脱毛
医療レーザー脱毛ではレーザーを使うことで毛根に熱を与えます。そこで、毛根にあるアポクリン腺が引き締められることで匂いの軽減につながります。また、レーザーによる皮膚表面の殺菌も可能であるため、臭いを抑えることが可能になっています。レーザー脱毛では匂いの軽減がメインとなるため軽度のワキガの方にオススメです

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