麻酔クリームは笑気麻酔と並んで、脱毛時によく使われる麻酔です。
ではまず、なぜ脱毛時に痛みが生じるのか見てみましょう。
脱毛の痛みの理由
レーザー脱毛は、毛のメラニン色素がレーザー光を吸収することで熱を発生します。そして、この熱によって毛の産生組織を破壊することで脱毛しています。
この過程で発生した熱や、皮膚のメラニン色素から作られる熱によって痛みが起きます。
では、この痛みを軽減することのできる麻酔クリームとはどんなものなのでしょうか?
麻酔クリームとは
麻酔クリームとは、その名の通り麻酔成分を含んだクリームです。
脱毛の部位に塗ってから30分ほど待つことで塗った場所の感覚が鈍くなり痛みを感じづらくなります。約30分待つ必要があるため、前もって申告する必要があります。
麻酔クリームはオプションとして追加料金がかかるクリニックも多いので前もって聞いてみましょう。
また、麻酔の使用は医療行為となるため、医療機関・脱毛クリニックでしか受けることができません。
では、麻酔以外に痛みの軽減方法はないのでしょうか?
痛みの軽減方法
少しでも痛みを軽減したい方は、日焼けを控える、肌の保湿、機械の出力を下げてもらうなどの軽減方法があります。
①日焼けを控える
→日焼けをすると皮膚にメラニン色素が生じてしまうため、皮膚のメラニン色素がレーザーを吸収し、痛みが起きやすくなります。
そのため、なるべく日焼けを控えることで皮膚のメラニン色素が少ない状態で脱毛することで、痛みを抑えることができます。
②肌の保湿
→肌が乾燥すると、皮膚のバリア機能が失われてしまい、刺激に弱くなってしまいます。
そのため、皮膚の保湿を欠かさないことで皮膚を守ってあげることが大切になります。
③機械の出力を下げてもらう
→出力を下げてしまうと、効果が薄くなることも考えられ、先生との相談が必要となりますが、どうしても痛い場合は下げられないか聞いてみてもいいでしょう。