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2018/06/17

リセット症候群とは?人間関係をリセットしたいと思う心理や特徴、原因、対処法

あなたは、現実世界での人間関係や、SNS上で繋がっている友だちを、ゲームのようにリセットしたいと考えたことはありますか?
このように、人間関係を急にリセットしたくなることを「リセット症候群」と呼ぶのですが、なぜ、こういった症状に陥ってしまう人が増えてしまったのでしょうか。
また、リセット症候群になりやすい人はどういった心理や原因、特徴を持っていて、もしも、こういった症状に陥りそうになったら、どのような対処法を取れば良いのでしょうか。
そこで今回は、リセット症候群とは?リセット症候群の心理や原因、対処法、リセット症候群になりやすい人の特徴について解説していきます。

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リセット症候群とは?

リセット症候群とは、今まで築き上げてきた人間関係を断ち切りたいという衝動に駆られる症状のことを指します。
特に、パソコンやスマートフォンが普及して、インターネット上で知らない人と気軽に繋がりを持てるようになったことで、フォローを外したり、ブロックをしたりと、ボタン1つで人間関係を断ち切ることができるようになりました。

そして、それが、インターネットの世界に限らず、現実世界での人間関係にも影響していることで、こういった症状に陥ってしまう人が増加しているのです。
なお、リセット症候群になった人が取る行動としては、TwitterやFacebookなどのSNSのアカウントを削除してしまったり、SNS上で繋がっていた友達をブロックする、メールアドレスや電話番号を変更して誰にも教えない、会社を突然辞めたり、どこか遠くへ引っ越してしまうといった行動が挙げられます。

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リセット症候群の心理や原因

リセット 症候群

リセット症候群には、以下の6つの心理や原因が考えられるでしょう。

  1. 周りの人が信じられなくなった
  2. 他人のペースに合わせるのが面倒くさくなった
  3. 周りの人からの期待に応えられなくなった
  4. キャラを演じるのに疲れてしまった
  5. 周りの人から嫌われていると思い込んでいる
  6. 過去の自分と決別したくなった

では、それぞれの心理や原因について詳しくみていきます。

リセット症候群の心理や原因① 周りの人が信じられなくなった

最初に考えられる、リセット症候群の心理や原因としては、「周りの人が信じられなくなった」ということが挙げられます。
心の底から信頼していた親友から恋人を奪われた、結婚を約束していた恋人から浮気されて分かれることになったなど、大切な人から裏切られたことによって、周りの人全員が信じられなくなることがあります。

特に、大切な人に裏切られたり、騙されたりすることで人間不信に陥ってしまうと、今後、他の誰かを信じることが難しくなり、「どうせまた裏切られる」、「もう誰とも付き合いたくない」、「1人になりたい」と考えてしまい、これ以上、人間関係で傷つきたくないと思っているのです。

リセット症候群の心理や原因② 他人のペースに合わせるのが面倒くさくなった

次に考えられる、リセット症候群の心理や原因としては、「他人のペースに合わせるのが面倒くさくなった」ということが挙げられます。
良好な人間関係を築いていくためには、お互いに思いやりを持たなければなりませんし、時には、笑えないことに対してもニコニコしたり、聞きたくない話であっても話に付き合ってあげたりと、相手のペースに合わせなければならないこともあります。

特に、自分の意見を主張することができないような人は、相手から嫌われたくないという思いから、相手のペースに合わせすぎてしまう傾向にあります。
ですので、関係を続けていくうちに、徐々に自分の存在価値が分からなくなってきたり、相手に気を遣うことに疲れてしまったりすることで、これ以上、気を遣いたくないと考えてしまうのです。

リセット症候群の心理や原因③ 周りの人からの期待に応えられなくなった

3つ目に考えられる、リセット症候群の心理や原因としては、「周りの人からの期待に応えられなくなった」ということが挙げられます。
特に、仕事や学業で優秀な人は、その分、上司や親など、周りの人からの期待が大きくなってしまうものです。

ですが、期待されている本人からしてみれば、周りの人から期待されればされるほど、その期待に応えなくてはならないという使命感を抱いてしまいます。
そして、もしも、その期待に応えることができず、落胆されたらどうしようという恐怖感も同時に抱いてしまうことにも繋がります。

そのため、何かのきっかけで周りの人からの期待に応えられないかもしれないと、自信を失った時に、周りの人からの期待が重圧となってしまうことで、プレッシャーから逃れたいという思いが強くなってしまうのです。

リセット症候群の心理や原因④ キャラを演じるのに疲れてしまった

4つ目に考えられる、リセット症候群の心理や原因としては、「キャラを演じるのに疲れてしまった」ということが挙げられます。
誰かと仲良くなるためであったり、職場や学校での人間関係に都合から、素の自分で人と接することができないことに嫌気が指してしまうことも少なくありません。

プライベートの自分をそのままさらけ出せるような人間関係であれば、別のキャラを演じる必要はありません。
ですが、特に、職場や学校などの組織内での人間関係においては、周囲に馴染んで、周りの人から嫌われないために、本当は人見知りで暗い性格であるにも関わらず、グループの中では明るく元気よく振舞っているというように、プライベートの自分とは違う、別のキャラを演じてしまうのです。

ですので、キャラを演じ続けることによって、プライベートの自分と、キャラを演じている自分の間でギャップが生まれてしまいます。
そして、そもそも、素の自分ではない別のキャラを演じること自体に抵抗が生まれたり、自分に嘘をついているようで嫌悪感を感じることに繋がり、その結果、キャラを演じなきゃいけないくらいの関係なら、無理して続けなくても良いと考えてしまうのです。

リセット症候群の心理や原因⑤ 周りの人から嫌われていると思い込んでいる

5つ目に考えられる、リセット症候群の心理や原因としては、「周りの人から嫌われていると思い込んでいる」ということが挙げられます。
特に、自分に自信を持つことができない人や、何事も悪い方向に考えてしまうネガティブ思考の人は、相手からいつもとは違う態度をとられたというだけで、相手から嫌われているのではないかと思い込んでしまう傾向にあります。

もちろん、相手からしてみれば、その日は何か嫌なことがあったり、体調が優れなかったりしたことで、いつもとは違う態度を取ってしまったのかもしれません。
ですが、こういった人は、様々な可能性を考えずに、すぐに嫌われていると思い込んでしまうため、これ以上、人間関係で傷つきたくないという思いから、人間関係をリセットしてしまうのです。

リセット症候群の心理や原因⑥ 過去の自分と決別したくなった

最後に考えられる、リセット症候群の心理や原因としては、「過去の自分と決別したくなった」ということが挙げられます。
進学や就職、結婚などの人生の節目をきっかけにして、今までの自分と決別して、新たな自分へと生まれ変わりたいと考える方も少なくありません。

ですが、自分の過去を知っている人と繋がっていると、過去の自分を思い出してしまったりと、新たな人生のスタートを切るための障害になってしまうかもしれません。
ですので、自分の過去を知っている人とも決別するために、生まれ変わった自分で新たな関係を築いていきたいと考えるのです。

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リセット症候群になりやすい人の特徴

リセット 症候群

リセット症候群になりやすい人には、以下の5つの特徴があります。

  1. 何事も完璧にこなさないと気が済まない
  2. 嫌われることを恐れている
  3. プライドが高い
  4. 自尊心が低い
  5. 他人の意見に流されやすい

では、それぞれの特徴について詳しくみていきましょう。

リセット症候群になりやすい人の特徴① 何事も完璧にこなさないと気が済まない

最初に考えられる、リセット症候群になりやすい人の特徴としては、「何事も完璧にこなさないと気が済まない」という特徴が挙げられます。
こういった完璧主義の人は、仕事や学業だけではなく、人間関係においても完璧でありたいという傾向にあります。

ですので、人間関係において何かトラブルを抱えてしまったり、自分の思い通りに人間関係を構築することができなくなると、人間関係を修復できるように努力するのではなく、最初から諦めてしまうことを選んでしまうのです。

リセット症候群になりやすい人の特徴② 嫌われることを恐れている

次に考えられる、リセット症候群になりやすい人の特徴としては、「嫌われることを恐れている」という特徴が挙げられます。
こういった人は、他人から嫌われることを極度に恐れるあまり、自分の意見を抑えつけてしまい、相手が喜ぶことばかりを優先してしまって、自分のことは何もできなくなってしまう傾向にあります。

ですので、次第に、自分のしたいことができないということでストレスがたまり、グループの中での自分の価値を見出すことができなくなり、他人の顔色をうかがうことに嫌気が指してしまい、精神的に楽になりたいと考えてしまうのです。

リセット症候群になりやすい人の特徴③ プライドが高い

3つ目に考えられる、リセット症候群になりやすい人の特徴としては、「プライドが高い」という特徴が挙げられます。
プライドの高い人は、相手から拒絶されることで、自分のプライドが傷つくことを酷く嫌う傾向にあります。

ですので、もしも、人間関係において何かトラブルを抱えるようなことがあれば、「相手から関係を切られるくらいなら自分が切ってやる」という考えから、自分なら関係を切ってしまうことで、自分のプライドを維持しようとしているのです。

リセット症候群になりやすい人の特徴④ 自尊心が低い

4つ目に考えられる、リセット症候群になりやすい人の特徴としては、「自尊心が低い」という特徴が挙げられます。
自尊心が低い人は、自分に自信を持つことができないことから、「周りの人から認められていないのではないか」、「嫌われているのではないか」と、思い込んで、自分を責めてしまう傾向にあります。

ですので、人間関係において、自分の存在価値を見出すことができず、「自分がいなくなっても問題ないのではないか」とネガティブな方向に思い込んでしまうことで、孤立してしまうことを選んでしまうのです。

リセット症候群になりやすい人の特徴⑤ 他人の意見に流されやすい

最後に考えられる、リセット症候群になりやすい人の特徴としては、「他人の意見に流されやすい」という特徴が挙げられます。
他人の意見に流されやすい人は、聞きたくない話や苦手な人からのお誘いにも無理をして付き合ってしまったり、相手のペースに合わせて行動を共にしてしまう傾向にあります。

ですので、「嫌なことは嫌だ!」、「自分はこれがしたい」というように、自分の素直な感情を口に出すことができないことで、人間関係におけるストレスを溜めてしまいやすいのです。
そのため、引っ張ってきた糸が急に切れたかのように、今まで溜め込んできたストレスが突然爆発してしまうのです。

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リセット症候群への対処法

リセット 症候群

リセット症候群への対処法には、以下の4つあります。

  1. 他人からの目を気にしないようにする
  2. 何事も完璧を目指さないように心掛ける
  3. 心から信頼できる人との人間関係を大切にする
  4. 徐々に相手と距離を置く

では、リセット症候群への対処法を、それぞれ詳しくみていきましょう。

リセット症候群への対処法① 他人からの目を気にしないようにする

最初にご紹介する、リセット症候群への対処法としては、「他人からの目を気にしないようにする」という対処法が挙げられます。
リセット症候群になりやすい人は、他人からの目を気にしすぎている傾向にあります。

ですが、他人は自分が思っているほど、あなたのことを気にしていないものですし、逆に、あなたは、他人の細かいところまで気にしているものでしょうか。
ですので、まずは、他人はそこまで自分のことを気にしていないと毎日言い聞かせることが大切です。

リセット症候群への対処法② 何事も完璧を目指さないように心掛ける

次にご紹介する、リセット症候群への対処法としては、「何事も完璧を目指さないように心掛ける」という対処法が挙げられます。
リセット症候群になりやすい人は、仕事や学業、人間関係などにおいて、自分のミスや失敗を受け入れることのできない完璧主義の傾向にあります。

ですので、周りの人からの期待に応えなければならない、誰からも嫌われたくないという思いを強く持ってしまい、その思いが爆発してしまうのです。
ですから、「期待に応えられなくても仕方のないことだ」、「自分と合わない人とは無理に付き合う必要はない」、「全員から好かれる必要はない」など、「〇〇しなければならない」という思考から、「〇〇でも仕方ない」と自分に逃げ道を作ってあげることで、人間関係で上手くいかないことがあっても、他人から好かれようとして無理をする必要がなくなるのです。

リセット症候群への対処法③ 心から信頼できる人との人間関係を大切にする

3つ目にご紹介する、リセット症候群への対処法としては、「心から信頼できる人との人間関係を大切にする」という対処法が挙げられます。
リセット症候群になりやすい人は、友達の数が多ければ多いほど良い、周りの人から嫌われたくないと考える傾向にあります。

そのため、本当の自分とは違う別のキャラを演じたり、他人のペースを優先してしまったりして、人間関係におけるストレスを溜め込みやすく、その結果、ストレスが爆発して、人間関係をリセットしてしまうことに繋がると言えます。

ですが、忍耐や我慢をしてまで人間関係を続けても、精神的に疲れるだけで、自分にとって何のメリットもありません。
それよりも、自分が本当に信頼することができる、素の自分をさらけ出すことができるような相手との関係を大切にすることが重要です。

このように、「万人に好かれること」から、「信頼できる人を大切にする」というように、人間関係における価値観を変えてみることで、「付き合っていて疲れるような人とは関係を続けなくても良いや」と、人間関係への執着心がなくなり、無理に関係を続けようとしてストレスを溜め込むことがなくなるのです。

リセット症候群への対処法④ 徐々に相手と距離を置く

最後にご紹介する、リセット症候群への対処法としては、「徐々に相手と距離を置く」という対処法が挙げられます。
様々な対処法を実践してみても、それでも、自分にとって根本的に好きになることができない、付き合っているとひどく疲れてしまうような人とは、どうしても関係を続けていくことができないと思うこともあるかもしれません。

そういった場合には、ある日突然、バッサリと人間関係をリセットしてしまうのではなく、例えば、連絡を取り合う回数や直接会う回数を減らしたり、SNS上で「いいね!」やコメントを残すことを辞めるなど、徐々に相手と距離を置いていくことが大切です。
人それぞれ、育ってきた環境が違うことで、考え方や価値観、言葉遣いにも違いが生まれてくるものですから、自分と相性の良い人間もいれば、相性の悪い人間もいて当然のことです。

ですが、自分との相性が悪いからと言って、その人の存在価値を否定するかのように、相手を傷つけたり不快な思いをさせて良いという訳ではありません。
ですので、自分の方から徐々に相手と距離を置いていくだけでも、相手から自分に対してアプローチをしてくることも少なくなるため、SNS上でブロックしたり、アカウントを削除したり、連絡先を変えたりして、人間関係をリセットする必要がなくなるのです。

<下に続く>

リセット症候群とは?人間関係をリセットしたいと思う心理や特徴、原因、対処法のまとめ

リセット 症候群

以上で、リセット症候群とは?リセット症候群の心理や原因、対処法、リセット症候群になりやすい人の特徴について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
人間関係のわずらわしさや自分自身の問題で、今まで築き上げてきた人間関係を投げ出したいと思うかもしれません。

ですが、人間関係を切ってしまうことで、相手に対して少なからず不快な思いを与えてしまっている可能性があります。
そのため、1度人間関係を切ってしまうと、再度、人間関係を修復したいと思っても、以前と同じような関係に戻れる可能性は低いと言えるでしょう。

ですので、SNSでブロックしたり、連絡先を突然変えてしまったりするのではなく、相手に不快な思いを与えない程度に適度な距離感を保ったり、人との付き合い方を変えてみることを心掛けることで、症状を抑えることができるかもしれません。

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