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2018/06/13

年収2億・3億・5億円の手取り額や税金!稼げる職業と生活ぶりは?

日本人も貧富の格差が拡大する一方で、ネオリッチ層とも呼ばれる高所得者層が増えています。
ここでは年収が2億、3億、5億の人々の実態を探っていきます。

その上で、社長などをはじめとする年収2億、3億、5億の人の職業とはどのようなものが多いかを考察し、更に日本で金持ちが多いと言われる香川県についても考えていきましょう。

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年収2億・3億・5億円の手取り額と税金は?

年収が2億、3億、5億ではそれぞれ税金はいくら払うのでしょうか?
また、それぞれの手取り額はいくらぐらいになり、どのような生活を送っているのか想像がつきますか?

年収額 所得税・住民税 給与所得控除 手取り額
2億円 1億1000万円 230万円 9230万円
3億円 1億6500万円 230 万円 1億3730 万円
5億円 2億2500 万円 230万円 2億7730万円

手取り額

年収の手取り額とは、所得税や住民税などの各種税金やなどを差し引いて、手元に実際に入ってくる額のことです。

年収、2億、3億、5億といった高額所得者の場合には、一般的な給与所得者とは違い、年収=年商のような人も数多く存在し、その計算方法もサラリーマンのように単純ではなく、かなり複雑なものになるのが普通です。

ですから、上に示した表のようなざっくりとした給与所得者であるサラリーマンの計算方法はあくまでも一つの目安であると考えてください。

一般的なサラリーマン式の計算方法なら、年収2億円の人の手取り年収額は約9200万円程度、年収3億の人の手取り年収額は、1億3000万円程度、年収5億の人の手取り年収額は、2億7000万円程度となります。

実際には、このような高額所得者は様々な節税対策を施していますので、もっと手取り額は多いでしょう。

所得税・住民税

日本の所得税は累進課税方式を採用しており、一般に年収額が大きくなればなるほど、その課税率は上がります。

ですが、年収4000万円を超えた時点での税率45%が上限の所得税率となるので、2億、3億と年収が上がるほど、比較的特になる計算です。

住民税は、年収額のほぼ10%でどこの地方や自治体に住んでいても、大差はありません。

年収2億、3億、5億の人では、どの人も所得税率は累進課税の最高税率である45%になります。

ですが、額面が多い5億の人はそれだけ収める税金も多い反面、手取り額も多くなり、年収2億の人の方が重税感は大きいでしょう。

給与所得控除

会社の事業収入から経費を差し引くように、給与所得者に対して一律に差し引かれる控除のお金が、給与所得控除というものです。

この給与所得控除は、給与額によってその控除額が決まっていますが、上限があります。

年収1200万円を超える給与所得者は、一律230万円の給与所得控除と定められています。

ですが、ここで扱う年収2億、3億、5億といった人々は、純粋な意味での給与所得者(雇われサラリーマン)ではないケースがほとんどなので、あくまでも参考にしかなりません。

<下に続く>

年収2億・3億・5億円超の職業

日本も超格差社会に突入しており、非正規雇用者が全体の労働者の40%を超え低賃金が当たり前になっている半面で、億以上の年収を稼ぎ出す億万長者の数も年々増加しています。

ここで扱う年収2億円以上の高額所得者の数も日本全体で1万人以上を超えています。

年収2,3,5億の職業には、以下の10の職業があります。

  1. プロスポーツ選手
  2. 芸能人
  3. フリーランサー
  4. 会社経営者/起業家
  5. 医師(病院経営者)
  6. 投資家
  7. 資産家
  8. トレーダー(外資系投資銀行)
  9. 作家/漫画家
  10. 権利収入ビジネス

では、それぞれの特徴について詳しくみていきましょう。

職業①:プロスポーツ選手

プロ野球やプロサッカーをはじめ、個人競技のプロテニスやプロゴルフなどの中でトッププロの一流選手だと、年収2億、3億、5億も結構な数存在しています。

プロスポーツ選手の場合には、実力と才能次第で、最も若くして高額所得を得やすい職業と言えます。

職業②:芸能人

芸能人も売れっ子や大御所などトップの方の人たちであれば、俳優女優であれ、ミュージシャンであれ、テレビ芸人であれ、年収が2億を超える人々が多い職業です。

ただし、芸能人は本当に売れてナンボの世界なので、売れていなければ、普通のサラリーマンより遥かに低い年収の人もたくさんいる世界です。

職業③:フリーランサー

個人事業主のフリーランスとして、自分の技術や能力だけで仕事をこなすフリーランサーの中にも、とびぬけた才能や能力を持つ人は、2億以上の年収を稼ぎ出す人がいます。

様々なアプリを個人で開発して、大企業などとインセンティブ契約をしたり、オーダーメイドで1点モノを作る卓越した職人さんなどは、代わりのいないハイレベルな仕事なので、その分ギャラも高いのです。

職業④:会社経営者/起業家

当然のことながら、年収2億を超える職業で最も数が多いのは、会社経営者及び起業家です。

この職業は、給与所得者という体を取っている場合でも、自分で自分に給料を出してるというような形態なので、給与所得よりも会社資産がもたらす収入の方が主になります。

特にベンチャー起業家などの場合には、自分の作った会社を株式上場させる場合などには、その持ち株は過半数を一人で持つのも普通です。

莫大な資産と収入がもたらされることも多いのです。

職業⑤:医師(病院経営者)

医師全般が、平均年収のとても高い職業ですが、中でも医師本人が病院やクリニックの経営権を持っている病院経営者の場合には、その年収が2億を超える高額所得者も珍しくありません。

近年では特に保険適用外の報酬の多い美容整形外科を経営する医師に高額所得者が目立ちます。

職業⑥:投資家

個人やファンド会社などを立ち上げて、巨額の投資を行う投資家も、その巨大な利ザヤや差益によって、年収2億円以上を稼いでいる人は多いです。

主に株取引や為替取引ですが、近年は暗号通貨関係で大儲けする投資家も増えています。

職業⑦:資産家

日本にはそれほど数は多くないのですが、莫大な資産を有しており、その地代やテナント収入、家賃収入、施設使用料などから年間で莫大な収益が上がってくる資産家という貴族階級のような人々もいます。

この資産家も、年収2億は軽く超える人は少なくなく、その資産管理のためだけに管理会社を設立しているパターンが主です。

職業⑧:トレーダー(外資系投資銀行)

外資系の投資銀行はどこも完全に実力主義のインセンティブの年俸制度がスタンダードです。

その中でも、巨大な金融商品を扱うボンドマージャーやトレーダーの中には、年収2億、3億を叩き出す敏腕もいます。

職業⑨:作家/漫画家

出版不況が叫ばれて久しい昨今ではありますが、まだまだ売れっ子でトップクラスの作家や漫画家は高額所得者がけっこういる世界です。

この世界も芸能人と同じく売れてナンボなので、その業界内格差は天と地の差はありますが。

職業⑩:権利収入ビジネス

何かアイディア商品を開発して特許を取得した発明家や権利ビジネスに携わる人も、大ヒット商品などを出した場合には、その権利収入だけで、年収2億以上稼ぎだす人もいます。

<下に続く>

年収2億・3億・5億円を超える人の割合は?

年収2億3億5億あれこれその2

日本において、年収1億円を超える人は、まず普通の会社員などのサラリーマン、いわゆる雇われている立場の労働者ではほぼいません。

実際、あなたの周囲のサラリーマンでも年収億超えなんて人はいないでしょう?

なので、年収2億、3億、5億の階層の人々などと言うと、かなり限られた人になってしまいます。

一般的には、トップスタークラスのプロスポーツ選手や超一流芸能人、
有名な漫画家や作家、やり手の会社経営者ぐらいのものでしょう。

2016年に公表されたデータによれば、日本における年収1億円~2億円以下の人の総数は、14197人であり、年収5億円以下の総数が4779人であることを併せて鑑みると、年収2億以上5億以下の人の数は、だいたい1万2000~3000人程度なのではないかと考えられます。

「なんだ、そんな程度しかいないのか?」と考えることもできますし、「日本にもそんなに数がいるんだ」と感じる人もいるでしょう。

この実数を、割合として出せば、だいたい日本人の1万人に一人が年収2億円超の年収だということになります。

人口10万人の都市であれば、10年に程度はいる計算になりますね。

<下に続く>

年収2億・3億・5億円の生活レベル

年収2億、3億、5億の人の生活レベルといっても、個人の生活スタイルや考え方、金銭哲学などによって千差万別でしょう。

欧米のキリスト教文化の社会では、社会で成功し高額所得者(成功者)になれば、必ず貧しい人にその10%ほどは施しとして寄付したり慈善活動をするのが暗黙の了解です。

ですから、アメリカなどでは成功した人は必ず自分の町や、街の学校などに自分の年収の10%程度を寄付して地域の人々に感謝されているのが普通です。

しかし、日本にはこのような慈善行為の習慣が金持ちにありません。

ですから、日本の金持ちは手取り分は寄付などはあまりせずに、投資に回したり、貯蓄をしたり、住居や車などに使う人が多いようです。

生活レベルは当然裕福であり、衣食住には一切困りません。

ですが、一般的に日本の富裕層はワーカホリックな人も多いので、ヨーロッパの金持ちのようにバカンスに長期で休暇を取って優雅に旅行して回るといったパターンの人はかなり少なめになっています。

富豪であっても、仕事で多忙に追われる生活スタイルが一般的です。

<下に続く>

年収2億・3億・5億円超の日本人

年収2億、3億、5億などのお金持ちが住んでいる率が高い都道府県や、高額所得者を輩出しやすい都道府県などを探っていきましょう。

年収2億・3億・5億円の日本人①:東京都

年収2億以上の高額所得者の輩出率も、その数においても他を圧倒している都道府県は、当然のことながら、首都である東京都です。

東京は、日本においては政治経済文化すべての中心であり、そのためビジネスチャンスも他府県とは比較にならないほど多いわけです。

あらゆる業種で東京都は他の府県を圧倒しています。

年収2億・3億・5億円超の日本人②:香川県

日本でお金持ちが多いと言われる地域で、東京に次ぐのが意外なことに四国の香川県です。

「うどん県」としても最近は知られている讃岐うどんの本場であり、弘法大師空海の生誕地でもある香川県は、物価が安いわりに賃金が高く県民の平均貯蓄額多いセレブ県です。

香川県出身の実業家や成功者も多く、高額所得者輩出率の高い県です。

年収2億・3億・5億円超の日本人③:徳島県

年収20億円以上のセレブ輩出率が高く、県民の平均貯蓄額も高い金持ちの都道府県第三位も、四国から徳島県がエントリーです。

徳島県は人口が少ないわりに非常に地場産業が強く、製薬や食品の大塚グループやLEDにおいては世界でも大手の日亜化学工業など日本を代表するレベルの大企業があります。

香川県同様質実剛健で有能な風土が、高額所得者を生みやすいようです。

年収2億・3億・5億円超の日本人④:富山県

高額所得者輩出率の高い都道府県の第四位は、北陸の富山県です。

富山県は、その持ち家率は80%近く、常に全国でも1~2位を争っています。
更に、国公立大学進学率は20%を超えており、堂々の全国1位の教育県としても知られています。

地場産業は非常に豊富であり中でも「越中富山の薬売り」で江戸時代から名高い製薬産業は基幹産業になっています。

全般的に非常に豊かで勤勉な県です。

年収2億・3億・5億円超の日本人⑤:奈良県

大阪のベッドタウンとして発展を続ける奈良県も高額所得者輩出率の近年高い県です。

商人の街である大阪に勤めるビジネスマンが多いせいか、金融知識の豊富さは全国一というデータもあります。

所得が高いわりに生活は質素で、貯蓄額の高いのも奈良県の特徴です。

年収2億・3億・5億円超の日本人⑥:福井県

古くは「越前商人」の昔から、商才に長けていることで知られる福井県も、高額所得者の輩出率の高い県です。

元来、アントレプレナーという効率と利益を追求する実業家の出やすい風土であり、今でも、多くの新進気鋭のヤリ手起業家を輩出し続けているのが福井県です。

年収2億・3億・5億円超の日本人⑦:三重県

中部日本を統括する大都市であり、日本屈指の経済都市でもある名古屋市のベッドタウンとして多くの富裕層が住んでいる県が三重県です。

またいわゆる「名古屋飯」と呼ばれるものの多くは、三重県人の考案によるものだという話は有名ですね。

豊富なアイディアと商売上手な気風を持ち合わせた県民性が三重県の特徴です。

年収2億・3億・5億円超の日本人⑧:和歌山県

大阪という大都市圏を目と鼻の先に持ち、多くの実業家がベッドタウンとして大邸宅を構える県に和歌山県があります。

和歌山県も、紀伊国屋の時代から商才に長けた商人を多数輩出しているエリアです。

年収2億・3億・5億円超の日本人⑨:岐阜県

大都会名古屋市の目と鼻の先である岐阜県も、高額所得者の輩出率の高い県です。

愛知寄りのエリアは中京経済圏として発展し、以北では飛騨牛など独自の農畜産品のブランドや白川郷などの観光地として発展しています。

年収2億・3億・5億円超の日本人⑩:滋賀県

古くから「近江商人」として知られる滋賀県も、高額所得者輩出率の高い県です。

近年は京阪のベッドタウンとしても発展していますが、それだけに京阪エリアで大成功している高額所得者も多く住んでいます。

<下に続く>

年収2億・3億・5億円の手取り額や税金!稼げる職業と生活ぶりは?のまとめ

年収2億3億5億あれこれその3

年収が2億、3億、5億といった高額所得者について、その職業や生活、性金の比率や手取り額などについても考察してきました。

いかがだったでしょうか?

年収2億を超える日本人は、1万人に一人もいないぐらいの確率ですが、皆さんがお住いの市町村にも必ず存在しているぐらいの確率ではあります。

ただし、普通のサラリーマン(雇われ人)には無縁の世界ですから、もしもこういった所得層を目指すのであれば、自分で独立するのが先決でしょう。

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