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2017/04/24

高利貸しとは。意味や街金・闇金・質屋などの業者種類別の実質利息、基本知識

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高利貸しとは?

「高利貸し」という用語はご存知ですか。お金を借りた事のある人なら聞いたことがある用語かもしれませんが、一般の人にはあまり馴染みのない用語ではないでしょうか。

「高利貸し」とは高い利息を設定することを条件としてお金を貸す業者の事を指します。対象者を比較的小口の債務者(お金を借りる人の事)としていて、審査が緩いという特徴があります。

お金を借りるという状況がいつ自分の身に訪れるかは分かりません。

お金を借りたら元本を返すのは当然ですが、出来れば利息は少ない設定で借りたほうが借主は断然資金面で有利です。高利貸しと言われる業者について知ることで、少しでも自分の払う利息を少なくするよう努力しましょう。

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高利貸し、合法と非合法の境目について


賃金業者は利息制限法という法律に基づき、貸付金額に応じて最大下記の利率を上限とすることを定めています。

*・元本が10万円未満→年利20%    
・元本が10万円以上100万円未満→年利18%    
・元本が100万円以上→年利15% *

実はあまり知られてはいませんが質屋でもお金を借りることができます。

しかし質屋は賃金業者ではないので上記の利息制限法を適用する会社ではありません。「質屋営業法」という法律が定めた最大下記の利率を上限とすることが決められています。

・元本金額は関係なく年利109.5%

利息制限法を遵守している賃金会社と比べると質屋はなんと5倍以上の年利をとることが許されているのです。

『合法』か『非合法』かは、法律を遵守しているか否かによります。

つまりは賃金業者ならば利息制限法で定めた利率を遵守していれば「合法」であり、遵守していなければ「非合法」となり、質屋ならば質屋営業法で定めた利率を遵守していれば「合法」であり、遵守していなければ「非合法」となるのです。

たとえ法律に準拠した業者でも「高利貸し」を行っている業者がたくさんあるのです。

一般的な貸金業の場合


個人の方がお金を借りようとすると、まずは広告等でよく見る消費者金融からお金を借りるのが一般的でしょう。

消費者金融とは、主に個人へ無担保で小口融資を行う賃金業者を指します。消費者金融は「闇金」とは違うのでしょうか?「高利貸し」の部類に入るのでしょうか?法を遵守しているのが「消費者金融」となり、法を無視しているのが「闇金」となります。

「よかった。消費者金融でお金を借りれば安全で違法な利息は取られないから安全なんだ」と思う方もいるでしょう。

しかし、中小の消費者金融については「法律にそってお金を貸しますよ」と謳っていながら、裏ではグレーな事を行っている会社も中には存在するのが実情です。特に名前も聞いたことが無いような消費者金融の場合、融資スピードと引き換えに違法ギリギリの高い金利をとる会社もあるようです。

実は借入の手段は消費者金融以外にもたくさんあります。
・年金を担保とした一時的貸付
・低所得者向けの貸付
・生活保護などお金に困ってしまった人を助けてくれる制度
上記はすべて公的な融資制度です。

公的融資は国や地方公共団体が行う貸出なので、利率も低く、民間企業が行う貸出よりも安全性が高いのです。消費者金融からお金を借りる前にまずは公的融資制度を検討した方がよいでしょう。

質屋の場合

質屋はモノを売って現金化するだけでなく、お金を借りることもできると前章でご紹介しました。質屋と消費者金融の大きな違いは「契約期間が3カ月の短期間のみ」という点でしょう。

金利については前章でも説明したとおり、「質屋営業法」による上限金利が年利109.5%であるため、一般の賃金業者と比べると年利だけで比較すると約5倍以上になります。実際に年利109.5%を月利に換算した9.125%の金利を設定している質屋はあまり見かけません。一般的には大手の質屋で月利3~8%=年利36%~96%で設定している事が多いようです。

それでも他の賃金業者と比べると非常に高い金利をとるということがわかります。

質屋でも借入では下記が条件となります。

・原則3ヶ月までの短期であること※実際は無期限で延期が可能な場合もある
・小額融資であること
・担保の厳重な保管が必要であること
・担保の鑑定が必要であること
・盗品などに対して、警察との協力が必要であること

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高利貸しといわれる業者種類別実質年率


次に、業者種類別実質年率についての説明ですが、そもそも実質年率とは何でしょうか?

実は実質年率と利息はイコールの関係ではありません。お金を借りると利息以外の様々な経費(手数料や保証料など)がかかります。実質年率とは返済時に支払う利息分にプラスしてこの借りるために必要な経費を加算してその合計額を年率換算したものを指します。

最初から返済金額が実質年率で計算されている場合であれば、業者から返済金額以外に費用などを請求されることはありませんし、明記されることで毎月業者に返済しなければならない金額が算出され資金繰りの目途が立ちやすいというわけです。

実質年率一覧
銀行系カードローン 約4~14.5%
消費者金融 約3~18%
街金 約6~18%
ソフト闇金 約365~1095%
闇金 約1095%

消費者金融のカードローン

消費者金融のカードローンの開設の前に先ずは「カードローン」についての解説です。

カードローンとは、賃金業者から無担保でお金を借りることができ、分割で返済することが可能な融資制度です。

ローン用のカードを作って利用することから「カードローン」と呼ばれており、銀行などの金融機関、信販会社、消費者金融など、さまざまな機関で提供しています。 それぞれ金利や返済方法、融資スピードなどは会社によって異なりますが、いずれも利用する際は審査(信用性調査)を受ける必要があります。

カードローン会社は、個人の年収や信用情報をもとに審査を行い、金利や利用限度額(最大いくらまで借りられるか)を決定します。利用限度額は最高でも年収の3分の1までと決められています。

カードローンの中にはクレジットカードに付与するタイプもあります。この話を聞くと、カードローンとキャッシングはどう違うのか疑問に思うのではないでしょうか。

お金を借りること自体をキャッシングと呼ぶこともあるので、昨今はカードローンとの区別がつきにくいのが実情ですが、本来は呼び名で借り方、返済方法が異なっています。

キャッシングとは
・クレジットカードに備えついている場合が多く、ほとんどがショッピング枠の一部として存在しているので利用できる金額が少額。
・無担保で利用できる(※この点はカードローンと同じ)
・翌月一回払いで返済すること(カードローンは分割返済可能)

さて本題ですが、消費者金融のカードローンの特徴は、あくまで消費者金融を利用しているためのカードをいう意味合いが強く、クレジットカード付与型の場合でも、クレジットとしての機能はあまり付いていません。つまりお金に困っていなければ必要性がないカードという事です。

しかしお金に困っている方には強い味方となります。他のカードローンだと審査が通過出来ないような方でも、消費者金融のカードローンだと審査が通ったりします。つまり審査基準が他より緩いのです。

もうひとつの特徴として、消費者金融のカードローンは発行スピードは異常に早いと言われています。

一般的なカードローンを申し込むと入手するまでにかかる時間はだいだい2~4週間程度です。 しかし消費者金融のカードローンは即日発行、つまり申し込んだその日のうちに入手できる体制を整えているところも非常に多いのです。その分、利息は高めに設定されています。

信販会社のカードローン

信版とは「信用販売」の略であり、信用販売とは消費者の信用に基づいて立替払いを行う事を指します。

信用販売には、クレジットカードを使用した商品・サービスの購入や、2ヶ月以上の後払いで購入する個別斡旋(個別信用購入斡旋)、割賦販売(分割払い)などの方法があります。ちなみに、信販会社は信用販売で金利手数料を取ることができ、この金利手数料がその会社の、売上となるのです。

信販会社が提供しているカードローンには2つのタイプがあります。専用のローンカードを発行するタイプと、クレジットカードにカードローン枠を付与するタイプです。

信販会社のカードローンは審査に時間がかかる場合が多く、カードが手元に届いてからの借入になる商品は、申込みから借り入れまでに1週間以上かかることもあります。信販会社のカードローンは、信販会社によって限度額や金利が全然違ってきますので注意が必要です。

利用額も消費者金融のカードローンと同じく、最高でも年収の3分の1までしか借りることが出来ません。

クレジットカード会社のカードローン


クレジットカード会社のカードローンは前章での解説通り、消費者金融のカードローンと比べると申し込みからカードが手元に来るまでの期間が違います。

消費者金融は即日対応が多いのに対し、クレジットカードは2〜4週間程発行までに時間がかかるのです。審査も最近は厳しいところが多いようです。審査が厳しいので利息は少なめに設定している業者もあります。

質屋

質屋での借入は担保となる資産がないとそもそも借入自体が起こせません。価値のあるものとはブランドもののバッグや腕時計、宝石、骨董品などを指します。

担保にしてもいい資産がある方は質屋での借入も検討しても良いでしょう。質屋での借入の場合たとえ返済出来なくても、担保資産を質屋に所有権移転させる契約を結ぶので、所有権移転後は返済義務自体が無くなるという事になります。

街金(町金)

街金ですが最近はあまり聞かなくなった用語のひとつです。あまりよいイメージのない用語ですが、街金とは街中にある消費者金融を指します。

合法か非合法かは業者によって異なり注意が必要です。名前も知らない小さな消費者金融だと非合法だったり、合法だけれども非常に高利なグレーな会社だったりします。

ヤミ金(闇金)


闇金は、金融業の認可すら受けていない違法経営を行う会社です。
当然法定金利を守った貸出が行われることは一切ありません。

利息上限法によって決められた上限金利20%を超える金利設定が行われており、短期間で高額な利息が発生します。

よくドラマや漫画で見る「トイチ」がよい例ではないでしょうか。トイチとは10日で1割の金利が発生することを意味しています。これ年利に置き換えるとなんと365%という途方もない金利となるのです。

最近は、金利を下げたソフト闇金というものも登場しています。
しかし法律に準拠していない違法な高額金利であることに変わりはありません。

決して利用することはないよう心掛けましょう。

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高利貸しとの付き合い方について


お金が必要になってしまったのに手元にお金がない時はどうして借入を起こさなければならないケースもあるでしょう。

もし自分自身に、そのような状況が発生した場合は先ず検討すべき借入先は金利が低いところがよいでしょう。

国や地方自治体が行なっている貸出や利率の低い銀行系カードローンから検討すべきです。

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高利貸しとは。意味や街金・闇金・質屋などの業者種類別の実質利息、基本知識のまとめ

合法でお金の貸し出しを行なっている会社の中にも金利が高い(高利貸し)ところが多く存在します。

高利貸しを行う会社は、融資スピードが早く、審査も緩い事が一般的なので、利用者がなかなか減らないのが実情です。

お金がないから借入を行うのに高い金利まで払ってしまったら、負のスパイラルに陥り、借金生活から抜け出せない方も大勢いらっしゃいます。

先ずは借金をしない事が一番ですが、もし利用する場合は金利の低いところから借入し、なるべく早く返済して無借金生活を送りましょう。

高利貸しで悩んだときは、専門家に相談することも対処法のひとつです。
合わせてこちらの記事もご覧ください。
闇金被害相談や解決に強い弁護士・司法書士!取り立てや嫌がらせの問題対策までカバー

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